昭和を感じる レトロ ノスタルジー SL山口号の旅 新山口~津和野パート3

津和野に停車中のSL山口号

パート1、2で新山口から津和野のSLの楽しみ方を書いてきました。

 

それでは津和野に到着したらどうしたら良い?

津和野マップ

SLは12:58に津和野に到着して帰りもSLに乗ろうと思ったら15:45発!

 

実は2時間45分程度しか津和野には滞在できません!

 

津和野に行った事がない方にとってはホントに短い・・・

 

そしてもったいない・・・とは思います。

 

でも時間がないのでとりあえず私が回ったコースをご紹介します。

 

 

津和野駅を降りるとレンタサイクル屋さんが目の前にあります。よほどの繁忙期でなければ予約なしで借りられると思います。料金は2時間で500円、1日借りても800円です。

まずはメインの太皷谷稲成神社でしょう!

津和野に近づくと色鮮やかな鳥居が目に入りますので目指す方向はすぐわかると思います。海抜213mに建ち、参道は263段の階段があり、色鮮やかな千本鳥居をくぐりながら「稲成」を目指します。ちなみにここは日本で唯一「稲荷」ではなく「稲成」と書く神社だそうですよ!

 

自転車で10分ぐらい走ると太皷谷稲成神社の麓まで行くことができるので、そこからは頑張って263段の階段を上ってください。途中簡単な椅子などの休憩所、簡単な売店はあります。(お供えの油揚げも途中で買えます)私の足で登って20分ぐらいかかったでしょうか。余裕をもって30分ぐらいかかると思っておいた方が良いかもしれません。

 

車で行った場合は神社の上の方まで行けますので、次回車で来られたらこちらを利用したら便利です(鳥居をくぐるほうがご利益がありそうですが・・・)

2022年版】津和野デートならここ!津和野好きな筆者おすすめの15スポット【パワースポット・温泉・グルメ・絶景エリアなど】 |アニーお祝い体験マガジン  by ギフトモール

登りきると立派な本堂が出迎えてくれます。こちらでは、御朱印やお守り、そしておみくじが売られていて、ここでしか手に入れることができないお札が

 

命婦札(みょうぶふだ)です!!!



夫婦の狐をあしらったお守りで、良縁成就、夫婦円満、学業成就、五穀豊穣などのご利益があるそうで、是非ゲットしましょう!!

 

という事で自転車を借りて、神社まで行くのに約20分、鳥居をくぐって神社に到着するまでに早1時間・・・神社でお参りをして、おみくじしてお札を買って・・・30分

 

もう1時間30分経過しました。

 

階段を降りること20分気づけば15時前です。

 

何ができるかなーという事で町並みを散策。

 

津和野でもう一つ有名なのが鯉です!

島根】津和野町的推薦散步行程規劃| | 愛玩妞| 妞新聞niusnews

古い町並みの用水路に多くの鯉が泳いでいます。

 

お土産屋さんや飲食店の前には鯉の餌が売ってありますのであげてみてください。

 

大きいものでは1mほどもある鯉が餌を求めて集まってきます。

 

その凄まじさたるや!!!

 

是非、津和野でご堪能ください(笑)

 

そしてそうこうしていると出発の時間が近づいてきます。名物でも食べておくか・・・という事で駅の近くにある飲食店に。

こちらは名物の「うずめめし」です。

 

具が何も入っていないお茶漬けのように見えますが・・・

 

ご飯の下に鯛や刻んだ野菜などが入っており、贅沢を隠すためだったり、質素な具材を隠す(うずめた)事が由来ともされています。

 

漫画の美味しんぼを読まれた方は、「新妻の手料理」の回を覚えてらっしゃるかもしれません。


www.youtube.com

 

奥さんがが一生懸命料理教室で学んできた一見派手で、おいしそうな料理を夜遅く帰ってきた旦那さんはは食べてくれない。でも旦那さんは本当は凝った料理より、温かい家庭料理に飢えていた・・・そんな時に山岡士郎が出した料理がこの「うずめめし」です。

 

食べ終わるともう出発の時間です。

 

お土産の定番、源氏巻を購入して・・・レンタサイクルを返して・・・お時間です。

 

だから実にもったいない!!!

 

せっかく津和野に行ったのにほとんど何もできないで終わります。

もちろん時間のある方は津和野に宿泊して次の日ゆっくり帰っていただければ良いのですが・・・

 

SLに乗るのが目的の旅とはいえ津和野がかわいそう

 

JRの方・・・もう少し行程、津和野の事も考えてください・・・

 

といったのが私個人の感想です。

 

津和野に興味を持っていただいた方は是非行ってみてくださいね。歴史を感じる町並み、安野光雅美術館、、森鴎外記念館などもありとても魅力的な町ですよ!

 

山陰の小京都、津和野に是非おいでませ。