テレビシリーズで呪術廻戦を観てすっかり呪術廻戦のファンになってしまった私・・・映画で呪術廻戦ゼロをするという事で観にいってきました。
結論から言うと・・・3回観にいって3回とも同じ場面で泣きました
本作の虎杖悠仁が入学する前、1学年上の乙骨憂太を主人公にした物語
幼馴染の里香ちゃんを不慮の事故で亡くしてしまった乙骨君。乙骨君が大好きだった里香ちゃんは怨霊、呪いとして憑りついてしまいます。乙骨君がいじめられたり、ピンチになったりすると乙骨君を愛する里香ちゃんが発動し、乙骨君を助ける(かなりの被害を与える)というもの。里香ちゃんの呪いをきちんと解きたい(救ってあげたい)乙骨君は呪術高専に入学し、呪術を学ぶ生活を始めます・・・
乙骨君は呪術高専で呪術を学ぶ傍ら同級生達(2人と一匹)と戦闘を繰り返しながら友情を紡いでいきます。そして夏油率いる呪詛師との闘いに巻き込まれていきます。
この映画のテーマは「友情」、「葛藤」そして「愛情」
息苦しさを感じながら生きてきた夏油は自分が理想とする世界を作り上げるために、呪術師だけの世界をつくるという極端な思想に走ります。五条が夏油の事を完全に理解していたなら呪詛師としての夏油はいなかったかもしれません。
五条悟と夏油傑の回想シーンでは2人の関係性が描かれています。五条は映画の中で夏油の事を「たった一人の親友」と言っています。それに対し夏油は「この世界では心の底から笑えなかった」と言っています。2人の間にある微妙な距離感のずれが2人をここまで異な存在にしてしまったのでしょうか?
共に戦った同級生はおそらく乙骨君がはじめて出会った友達。映画の中では「僕の友達」と表現されていて、友達を傷つけられた事に怒りを感じた乙骨君はさらにパワーアップしていきます。
最後は乙骨×里香VS夏油の壮絶な戦闘、そしてあの名セリフがうまれます。
夏油がもつ全ての呪いをぶつけて倒そうとしますが乙骨は里香に「愛してるよ里香、一緒に逝こう」とつぶやき2人の愛情のパワーで対抗します。結末は・・・
という事でラストの数分間のシーンで3回とも泣いてしまいました。
呪術高専に入学する前は弱くて情けなかった乙骨君の成長した姿に、そして、何より憂太と里香の愛情の深さに感動!!!
ちなみに写真は3回目を観にいったときに配っていた来場者プレゼントで、声優さんと監督さんの対談が収録されているパンフレットみたいなものです。声優さんと監督さんのこの映画に対する想いが詰まった内容で映画のシーンを思い浮かべながらまた泣いてしまいました。コミックスの8巻、9巻には五条と夏油の関係性が描かれていますので、こちらも読んでから映画を観るとまた違ったものになるかもしれませんね。
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